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デリヘルをFCで開業するメリット・デメリットを紹介!経営のコツも

アメリカで誕生したビジネスシステム「FC(フランチャイズ)」は、1963年から徐々に日本でも導入が増加しました。近年ではあらゆる業種がフランチャイズオーナー(FCオーナー)として店舗の開業・運営を始めています。そしてこのビジネスシステムは、風俗業界でも主流です。

新たに開業できる風俗店がデリヘルに限られている現在、FCで開業するデリヘルオーナーが多くいます。では、FCで開業するメリット・デメリットには一体何があるのでしょうか。

そこで今回は、デリヘルをFCで開業する際の必要な準備からFC開業のメリット・デメリット、さらにFCで開業したデリヘル経営を成功させるためのコツまで詳しく解説します。デリヘル店の開業を検討している人は、ぜひ参考にしてください。

 

1.【基本情報】FC(フランチャイズ)とは?

FC(フランチャイズ)とは、本部である「フランチャイザー」から商品・サービスや店舗経営のノウハウを受けて、「フランチャイジー」とも呼ばれる加盟店として何らかの事業を運営するというビジネスシステムです。

フランチャイジーは、フランチャイザーがすでにもっている企業のブランド力や商品・サービス・経営ノウハウを提供してもらう対価として、本部にロイヤリティを支払う仕組みとなっています。ロイヤリティは定額もしくは売上高に対する一定の割合で支払うことが基本です。

FCのビジネスシステムはあらゆる業種で展開されていますが、最も代表的かつ身近なところでいうとコンビニエンスストアが挙げられます。街中でよく見かけるコンビニエンスストアは、ほとんどがフランチャイズチェーン店といっても過言ではありません。

あらゆる業界がFCビジネスを展開している近年、風俗(デリヘル)でもFCビジネスを利用して店舗開業・経営に乗り出す人が増加しました。

 

1-1.FCでデリヘルを開業する際に必要な資金相場

フランチャイジーはフランチャイザーのブランド力や経営ノウハウを借りるだけであるため、必要な開業資金は一般的な開業とさほど変わりありません。

また、開業時に必要な資金は単純に開業資金だけでなく、運転資金も確保する必要があります。下記に、FCでデリヘルを開業する際に必要な資金相場を「開業資金」と「運転資金」に分けて詳しく紹介します。

開業資金
物件取得費用 約40万円
什器・事務備品費用 約15万円
雑費 約5万円
ホームページ制作費用 約30万円
届出費用(行政書士依頼の場合) 約10万円
合計 約100万円
運転資金
広告費 約50万円
賃料・水道光熱費 約20万円
雑費 約5万円
人件費 約100万円
合計 約175万円

上記は基本的に必要となる一部の費用であり、実際にどれほどの資金が必要となるのかは開業エリア・規模・フランチャイザーの運営システムによっても異なります。概ね200万~400万円の資金があれば問題なく開業できるでしょう。

 

1-2.FCでデリヘルを開業する手順

FCでデリヘルを開業する手順は、下記の通りです。

(1) フランチャイザーが主催する無料セミナー・個別ガイダンスに参加する
(2) 加盟契約後、事務所物件契約・電話番号/インターネット契約を行う
(3) 必要な届出確認書を準備し、「無店舗型性風俗特殊営業」の届出を行う
(4) 店舗ホームページを制作し、求人・営業広告の掲載を開始する
(5) 研修制度・研修プログラムに参加する
(6) コンパニオンの面接・採用を行い、サイトに掲載する写真撮影やデータ入力を行う
(7) お店をオープンする

研修プログラムでは、実際に成功しているフランチャイジーのデリヘル事務所に実地研修をしたり、経営の基礎を身につけたりすることが可能です。初めてデリヘルを開業・経営する人は、研修プログラムへの参加がおすすめです。

 

2.デリヘルをFCで開業するメリット・デメリット

デリヘルの起業経験がない人は、1から手探りで経営するよりも、さまざまなサポートが受けられるFCで開業・経営することがおすすめです。とはいえ、デリヘルをFCで開業することは決してよいことばかりではなく、注意しておかなければならない点もあります。

ここからは、デリヘルをFCで開業するメリットとデメリットをそれぞれ紹介します。

 

2-1.メリット

デリヘルをFCで開業するメリットは、下記の通りです。

〇知名度が高い状態で開業できる
FCで開業したデリヘル店は、事業本部であるフランチャイザーのブランドを借りることが可能です。そのため開業したてのときからある程度の知名度があり、多額の宣伝広告費をかけなくても多くのお客様が訪れるでしょう。
〇FC先から経営ノウハウを教わることができる
フランチャイジーとしてデリヘル開業をした場合、FC先のデリヘル経営グループが培ってきた経営ノウハウを教わることができます。教わった経営ノウハウを利用して短期間で経営を軌道に乗せることも可能であるため、未経験オーナーにとっては大きなメリットとなるでしょう。
〇広告の発注がしやすい
フランチャイジーのデリヘル店の宣伝広告は、本部であるフランチャイザーがFCグループ全体で一括発注することが基本です。そのため、個人が開業・経営している店舗よりも広告を打ち出しやすく、かつ集客力も大いに見込めます。

 

2-2.デメリット

デリヘルをFCで開業することには、メリットだけでなくデメリットもあります。下記は、デリヘルをFCで開業する3つのデメリットです。

〇加盟金やロイヤリティが毎月かかる
デリヘルをFCで開業する場合、フランチャイジーはフランチャイザーからブランド力や経営ノウハウを借りたり、常にサポートを受けたりする代わりに加盟金やロイヤリティを支払う必要があります。加盟金はフランチャイズ契約を結ぶ際に必要となる費用で、ロイヤリティは毎月発生する費用です。費用設定はフランチャイザーによって異なるため、事前確認も必須となります。
〇好きなように経営できない
デリヘルをFCで開業するのと、個人で開業するのとでは、経営の自由度が大きく異なります。特に経営方針やコンセプトなどは自由に決められず、フランチャイザーに従わなければなりません。より多くの利益が期待できるアイデアが浮かんでも、制限を受けてしまう可能性もあります。
〇個人で開業することが難しい
フランチャイザーと加盟する際は、あらゆるルールに関する契約を結ぶこととなります。一部のフランチャイザーでは「競業避止義務」を定めており、一度フランチャイズ契約を結ぶと今後、同業界(デリヘル)での独立が不可能となってしまう点に注意してください。将来的に独立を検討しているのであれば、競業避止義務を定めていないフランチャイザーを選ぶことがおすすめです。

 

3.FCで開業したデリヘルの経営を成功させるコツ

デリヘル経営は、個人でデリヘルを開業する場合に比べて、FCで開業するほうが成功率は高いといえます。しかし、FCでデリヘルを開業したからといって全員が成功できるわけではありません。

FCで開業したデリヘルの経営を成功させるためには、「キャスト(風俗嬢)と良好な関係を築くこと」「Web集客に注力すること」の2点が大切です。最後に、それぞれのコツを詳しく説明します。

 

3-1.キャストと良好な関係を築く

デリヘルに最も欠かせないのが、お店の商品であるキャストです。どれだけ多くの女の子を集めても、すぐに辞めてしまっては意味がありません。キャストをしっかり育成・管理し、質の高い接客ができるようになるためには、キャストとの良好な関係が重要です。

キャストと良好な関係を築き上げるためには、下記のポイントを意識しておきましょう。

  • 近すぎず、離れすぎずの適度な距離感で接する
  • 売上のよいキャストなど特定のキャストと親しくしすぎず、売上のよくないキャストにも平等に接する
  • 仕事に対して悩んでいるキャストの話を聞いたりアドバイスをしたりする

一貫して大切なのは、キャストの売上にかかわらず一人ひとりに対して適切な距離感で寄り添い、丁寧に対応することです。中には、売上のよい人気嬢のみによい対応をするデリヘルオーナーもいます。このようなお店だと劣等感や不信感を抱いたキャストがすぐに辞めてしまい、キャストが定着しなくなってしまうため必ず避けましょう。

すべてのキャストを平等に大切にしているお店であれば、キャストは気持ちよく働けるだけでなく、お客様からも信頼が得られるでしょう。

 

3-2.Web集客に注力する

時代が変わった現在、風俗店が大々的に広告を打ち出せる場所は「Web上」のみとなっています。風俗ポータルサイトへの掲載は、ほぼすべての風俗店が行っている宣伝方法といっても過言ではありません。その中でより多くのお客様を呼び込むためには、Webマーケティングの知識をもったうえでWeb集客に注力することが重要です。

デリヘルを利用する男性の中には、風俗ポータルサイトだけでなく各店舗の公式ホームページをきちんと見るという人も少なくありません。他店に差をつけ、「行ってみたい」と思わせるためには、Web制作のプロに依頼して魅力的なデザインのホームページを制作することが大切です。そのうえで風俗ポータルサイトに広告を打ち出せば、より大きな集客効果を得られるでしょう。

また、お店を利用する男性に向けた営業用ホームページだけではなく、キャストとして働く女性に向けた求人用ホームページを制作することも欠かせません。さらにSNSでお店の情報を発信したり、Googleマップに表示されるGoogleマイビジネス情報を充実させたりなど、Web上におけるあらゆる方面の集客に力を入れましょう。

 

まとめ

FC(フランチャイズ)とは、フランチャイズ本部からブランド力・商品やサービス・経営ノウハウを受けて、フランチャイジー/加盟店として事業を運営するビジネスシステムです。

ある程度の知名度をもった状態で開業できる点や、実績のあるフランチャイザーからあらゆる経営ノウハウを教わることができる点など多くのメリットがある一方で、契約時の加盟金や毎月のロイヤリティなどで費用が発生したり、経営の自由度が低まったり、場合によっては将来的な独立が不可能になったりするため、よく検討することをおすすめします。

FCで開業したデリヘルの経営を成功させるためには、キャストとの良好な関係作りやWeb集客が欠かせません。「リクマネ」では、風俗求人に特化した機能を備えた風俗求人サイトの制作を行っております。経営を成功に導きたいというデリヘル経営者は、ぜひリクマネにお問い合わせください。

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