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メンズエステ店の種類には、美容系や風俗系、リラクゼーション系があります。メンズエステ店の経営を成功させるには、お店の種類や営業形態を把握した上でニーズに合ったサービスを提供することが重要です。メンズエステ店の経営を考えている方の中には、お店の種類選びに悩んでいる方もいるでしょう。
当記事では、メンズエステ店の経営をする際に知っておきたいサービスや営業形態の種類などを紹介します。メンズエステ店を経営する上でお店の基礎知識を知りたい方は、ぜひご覧ください。
目次
1.【サービス別】メンズエステ店の種類
メンズエステは男性にマッサージを提供するエステサロンです。セクシーな衣装を着ていたり、密着度の高い施術をしたりするので中にはメンズエステを風俗だと認識している方もいますが、メンズエステは風俗ではありません。
メンズエステでは、抜きサービスや本番行為などの性的サービスは行いません。例外として風俗系メンズエステではソフトな性的サービスを行いますが、基本はあくまでお客さんに非日常を提供してリラックスしてもらうためのお店です。
メンズエステ店はサービス内容や施術の目的によって大きく3種類に分けられます。それぞれどのような種類があるのかを以下で具体的に解説します。
1-1.美容系メンズエステ
美容系メンズエステは、男性の肌悩みや、魅力的な体になりたいという願いを叶えるための男性専用エステサロンです。美容エステサロンと言えば女性のイメージが強いかもしれませんが、近年では男性の美容意識も非常に高まっており、スキンケアなどを丁寧に行う男性も増えていることから美容系メンズエステサロンの人気は上昇しています。
美容系メンズエステサロンにはフェイシャルエステや痩身エステ、脱毛エステなどの種類があります。ニキビケアなどの肌ケアをして健康的で美しい肌になりたい、引き締まった体になりたいなど自分の悩みに合わせて好きな種類を選ぶことが可能です。特にダイエットや筋トレなどがブームということもあり、痩身エステの人気度は上昇傾向にあります。
電車内の中吊り広告でよく見かけるメンズエステは、美容系メンズエステサロンの広告です。
1-2.風俗系メンズエステ
風俗系メンズエステは、通常のマッサージと性感マッサージが受けられるお店で、「性感エステ」とも呼ばれています。
施術開始後は女性のセラピストによる指圧やアロマオイルを使ったオイルマッサージなどの全身マッサージが行われます。その後ローションを使いながら性器周辺の部位のマッサージを行い、ハンドサービスで抜きを行うのが風俗系メンズエステならではの特徴です。メンズエステで検索した際、公式サイトに「抜きあり」という文言があれば風俗系メンズエステに該当します。
基本的にはフェラチオなどの過激なサービスはなくハンドフィニッシュが一般的で、セラピストも着衣か下着までで、脱ぐことはありません。お店ごとに異なりますが、セラピストへのタッチやヌードはオプション扱いにし、オプション料金が発生するところもあります。
風俗系メンズエステ、デリヘルなどの風俗店と比べると比較的ソフトな性的サービスを行っています。
1-3.リラクゼーション系メンズエステ
リラクゼーション系メンズエステは、マッサージを通じて疲れを取りながらくつろぎの時間を提供し、精神的な癒しを提供することを目的としたエステサロンです。風俗系メンズエステとマッサージ店の中間的存在であると言えます。鼠蹊部マッサージなどは行いますが、風俗系メンズエステ店のように抜きを行うという性的サービスは一切ありません。
施術内容としては、リラックス効果のあるアロマオイルの香りの中で、セラピストと笑顔で軽い会話をしながら全身マッサージを行ってくれます。
お客さんは基本的に紙パンツのみを着用し、2人きりの空間でセラピストが密着してマッサージを行うこともあるのでドキドキした気持ちも味わうことができます。また、女性に癒してもらうことにフォーカスしているので、ルックスに優れた女性セラピストが多い点も特徴です。
心身ともに癒されたいという思いから、風俗よりもリラクゼーション系メンズエステを選ぶ男性客も増加傾向にあります。
2.【営業形態別】メンズエステ店の種類
メンズエステはサービスの内容から3つの種類に分けられると紹介しましたが、メンズエステは営業形態にも種類があります。
それは、店舗型・マンション型・派遣型の3種類です。それぞれどのような特徴があるのか、以下で解説します。
2-1.店舗型
店舗型とは、実店舗を持っているメンズエステのことです。セラピストが常駐しており、店舗内に施術ルームが複数設けられているのが特徴です。
また、施術室が1か所にまとまっているのでコストが抑えられたり、利用客の回転率が高い点がメリットとして挙げられます。さらに、女性セラピストからしても、何かあったときはすぐに受付にいるスタッフが駆けつけてくれるという安心感があると言えます。
しかし、実店舗であれば坪数が多くなるので、支払う家賃が高くなるという点がデメリットです。また、ルーム数が限られているので、対応できる数に限りがあります。
店舗型の中でもルームタイプは下記の2種類に分かれています。
完全個室型は扉がある個別の部屋での施術で、開放型は1つのフロアをパーテーションやカーテンで仕切って施術を行う半個室のイメージです。最近では完全個室型が多い傾向にあります。
2-2.マンション型
マンション型はマンションの一室をマッサージルームとして営業を行う営業形態です。現在メンズエステでは、マンション型の営業形態が主流です。
事前に予約を行い、セラピストが待機している部屋に行き、施術を受けます。完全個室なのでセラピストと2人きりというドキドキした非日常感を味わってもらえます。
セラピストからしても、周囲の様子を気にする必要もなく、店舗型より家賃が低く抑えられることもあるため、バック率が高くなるという点がメリットです。
しかし、施術だけでなくお客さんのお出迎えから精算までセラピストが行う必要があるという点はデメリットと言えるでしょう。基本的にマンションの近くに事務所を構えているため非常時にはすぐに駆けつけられますが、店舗型に比べると駆けつけるまでに時間がかかってしまうというデメリットもあります。
2-3.派遣型
派遣型は、セラピストがお客さんが指定した場所に出向き、施術を行う営業形態です。「出張型」とも呼ばれています。
セラピストは事務所に出勤した後に待機所で待機し、呼び出しがかかればお店専属のドライバーの送迎でお客さんが指定したビジネスホテルや自宅へ向かいます。
特定のルームを持たないことで部屋の維持費がかからない点が大きなメリットです。その分セラピストへのバック率が高い傾向にあります。また、ドライバーによる送迎がある点や部屋数の制限もないため出勤制限をかけられる可能性が低くなり、稼ぎやすいという点も特徴です。お客さんからしても、わざわざ出向く必要がないというのは非常に魅力的と言えるでしょう。
デメリットとして、マンション型と同様にセラピストが精算まで行う必要があることが挙げられます。また、非常事態に駆けつけられるスタッフが近くで待機しているドライバーしかおらず、セラピストが不安に感じることもあるでしょう。
3.集客にはメンズエステ店の種類選びが重要!
他店との差別化を図り、経営を成功させるためにはサービスや営業形態を検討することが大切です。ターゲット層を決めどのようなニーズがあるのか、近隣のメンズエステはどのようなサロンなのかなどのポイントを調査しましょう。
近隣に美容系エステサロンがなければ美容系のサービスを提供するなどして、利用者のニーズに合わせながら他店との差別化を図ります。
サラリーマンが多いオフィス街であれば、仕事の合間に予約なしで利用できる店舗型がいいでしょう。また、都内や地方都市など土地の場所が限られているならマンション型など、立地にあった営業形態を選択し、確実に集客につなげられるよう工夫する必要があります。
まとめ
メンズエステ店には、美容系や風俗系、リラクゼーション系などのお店があり、サービス内容が異なります。メンズエステ店の営業形態にも種類があり、実店舗を持っている店舗型、マンションの一室で営業するマンション型、指定した場所に出向く派遣型などが挙げられます。
メンズエステ店で他店との差別化を図り集客を成功させるには、サービスや営業形態を検討することが大切です。ターゲット層を決めるほか、どのようなニーズがあるのかを調査して確実に集客につなげられる工夫を行いましょう。
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